武田神社
●所在地
甲府市古府中町2611
TEL055-252-2609
大正8年(1919年)、信虎、信玄、勝頼の武田三代が国政を執ったつつじが崎館跡(武田氏館跡)に創建され、甲斐の名将武田信玄公をまつってあります。
この館は永正16年(1519年)信玄の父、信虎が造ったもので、信虎、信玄、勝頼三代が63年間にわたって住んでいました。現在では、この館跡は国の史跡に指定されています。
甲斐善光寺
●所在地
甲府市善光寺3-36-1
TEL055-233-7570
永禄元年(1558年)信玄は、信州善光寺が川中島の戦いで戦火にあうのを心配して本尊の阿弥陀如来などの寺宝を甲府に移し建立したものです。
入母屋造りの本堂は東日本最大の木造建築物といわれており、楼門や阿弥陀三尊像と共に重要文化財となっております。
積翠寺と要害城跡
●所在地
山梨県甲府市上積翠寺町984
TEL055-252-6158
臨済宗妙心寺派行基が創建し、その後夢窓国師弟子竺峰和尚が一時衰えた寺を興し、武田家の菩提寺として再建しました。
この寺は、境内の巨石から泉が湧き出ていたことで、石水寺と呼ばれていましたが、後に積翠寺と改められました。
大永元年(1521年)11月3日、戦火を逃れて避難した信虎夫人は、この寺で信玄を出産したと伝えられています。
寺院裏に釣鐘をふせたような山(要害山)が見えますが、永正17年(1520年)つつじが崎の援護地として信虎が築城した要害城跡です。
甲府五山
武田信玄公は広く仏教を信仰し、宗旨のいかんを問わず、寺院、僧侶を崇敬保護しました。なかでも信玄は禅法を尊び、臨済禅の関山派に深く帰衣し、京都や鎌倉五山にならい、府中とその周辺に府中五山を(甲府五山)を定めました。
長禅寺
●所在地
甲府市愛宕町208
信玄の母・大井夫人の菩提寺で、信玄の帰依僧岐秀和尚が開いた臨済宗妙心寺派の名刹で、信玄が儒学、修禅、治国の基本を学んだ所で、甲府五山の筆頭寺です。
東光寺
●所在地
甲府市東光寺3-7-37
TEL055-233-9070
鎌倉建長寺を建てた名僧蘭渓道隆禅師によって密教から臨済宗に改められた寺です。
当寺には、信玄に捕らえられこの寺で自刃した諏訪頼重、父・信玄とのいさかいから寺に幽閉され自害した長男・武田義信の墓があります。
大覚禅師が築いたといわれる庭園は見事で、後世の我が国の庭園文化に強い影響を与えています。
能成寺
●所在地
甲府市東光寺町2153
TEL055-233-9396
貞和年間(1345年~49年)武田信守が開基となって建立した臨済宗の寺です。
もともと八代郡(八代町北)にあったのを信玄の時代に府中に移し、甲府五山の一つに加えました。
かつて境内には「宿竜池」の石碑があり、池には島があって竺英和尚の手植とされる大きな松がそびえていました。
芭蕉の「名月や池をめぐりて夜もすがら」の句碑もあります
円光院
●所在地
甲府市岩窪町500-1
TEL055-253-8144
つつじが崎のふもとにあり、信玄の正室三条夫人の菩提寺です。説三和尚を住寺として開山し、甲府五山の一つに加えて保護しました。
円光院の名は、三条夫人の没後、その法号をとって称されるようになったものです。
寺には信玄の寄進状や遺宝が残されています。
法泉寺
●所在地
甲府市和田町2595
TEL055-252-6128
元徳2年(1330年)信玄九代の祖武田信武が月舟禅師と協力し、夢窓国師を開山として建てた寺で、武田信武、勝頼の菩提寺です。
信玄の時、快岳禅師を住寺として妙心寺派に改め、甲府五山の一つとして崇敬していた寺です。
鐘楼門左側にそびえる松の木は、夢窓国師の手植と伝えられています。
大泉寺
●所在地
甲府市古府中町5015
TEL055-253-2518
大永元年(1521年)武田信虎が、天桂禅長を開山として建てた寺で、信虎の菩提寺です。
戦災のため法堂、庫裏などを焼失しましたが、幸にして宝蔵、武田三代霊廟、総門は戦火をまぬがれ残りました。
霊廟には信虎、信玄、勝頼三代の肖像が安置されています。
入明寺
●所在地
甲府市住吉4-13-36
TEL055-228-2907
62代村上天皇の苗裔六条有成が得度、浄閑と称し長享元年(1487年)創建された寺です。
もと長元寺と号し、のち延宝年中(1673年~1680年)入明寺と改められました。
この寺には、信玄の次男武田信親「竜宝(芳)」の墓があります。
信玄墓
●所在地
甲府市岩窪町(県立青年の家前)
信玄の墓は、このほか大泉寺、恵林寺、長野県の諏訪湖、長岳寺と竜雲寺、和歌山県高野山、愛知県福田寺、京都の妙心寺など全国にあります。
遺言によって喪を3年間秘めていたことや、万一の外敵を恐れて埋葬地を秘密にした結果ともみられています。
塩沢寺
●所在地
甲府市湯村3-17-2
TEL055-252-8556
厄除地蔵で有名な寺で、天暦9年(955年)に空也上人によって開かれたと伝えられ、国指定の地蔵堂、県指定の石造地蔵菩薩坐像、無縫塔、舞鶴の松など文化財がたくさん残されています。
毎年2月13日の正午から14日正午にかけて厄除地蔵尊祭が開かれ県内外からの参拝者でにぎわいます。
舞鶴城公園(甲府城跡)
●所在地
甲府市丸の内1丁目5-4
TEL055-227-6179(舞鶴公園管理事務所)
天正10年(1582年)の武田氏滅亡後、豊臣秀吉配下の有力大名が、関東の徳川家康に対抗するため、重要な戦略拠点として甲府に築城を始めました。建設は豊臣系の有力大名によって引き継がれて、慶長5年(1600年)ごろ完成したと思われます。
その後、柳沢吉保の時代に大増築を実施しましたが、享保12年(1727年)の火災でほとんど焼失してしまいました。
現在は、山梨県によって整備事業が進められ、石垣修復とともに三門が復元されました。平成16年4月には稲荷櫓(いなりやぐら)が完成し、展望舎からは甲府の街が見渡せます。
金櫻神社
●所在地
甲府市御岳町2347
TEL055-287-2011
金峰山頂に魔障を除く仏、蔵王権現がまつられ、これを奥宮と称し里宮として分祀したものが金櫻神社です。
境内には、金の成る木・鬱金の桜(うこんの桜)があり4月下旬から5月上旬に黄金色の大輪の花が咲き見事です。
金櫻神社公式HPは
http://kanazakura-shrin.webnode.jp/
夫婦木神社
●所在地
甲府市御岳町2041
TEL055-287-2020
神社には、樹齢1000年を超える栃の木を夫婦木と称し、ご神木として祀って有ります。
男女が参詣し祈願すれば必ず結ばれ、子宝の欲しい夫婦が揃って祈願すれば必ず授かるといわれており、和合、生産、繁栄、結びの神社として有名です。